サッカー&バスケビジネスのブログ

サッカー(ジェフ)やバスケット(SR渋谷)、スポーツビジネスについてのブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

私的スポーツビジネス論 39 引退

日本のメジャースポーツである野球やサッカーといった競技も秋が深まり、シーズンが終わりそうになるたびに、様々なニュースが舞い込んでくる。そう。戦力外通告や契約満了・契約更改といった去就にまつわる話である。 筆者自身プロ野球というのは熱心に見て…

私的籠球論 21 下位打線でも気は抜けない

バスケの記事なのになぜ野球?ちゃんと意味があるのでご清聴願いたい。 以前プロ野球で、当時現役であった山本昌がプロと高校野球の違いについて「プロと高校野球では重圧が全然違う。よくプロ野球を見ている人でも、打順が下位だから打ち取れるだろうとおも…

私的籠球論 20 126-75の衝撃!

筆者が何気なくスマホをいじっていた2020年11月7日、衝撃的なスコアが目に飛び込んできた。 千葉ジェッツ126-75レバンガ北海道(釧路開催) 最近のBリーグで100点ゲームを見る機会というのは少しずつ増えてきたなと思っていたが、正直このスコアは衝撃であ…

私的スポーツビジネス論 38 時間は名医

冒頭のタイトルの言葉はある精神科医の精神疾患の治療に対する言葉から引用している。自分がそういう疾患なわけではないのだが、物ごとの悩みを解決してくれるのは大半は時間という意味では正しいのかもしれない。 さて、このブログはスポーツビジネスのブロ…

私的籠球論 19 価値観の違いが利潤に生む

冒頭のタイトルはある起業家の言葉であるが、実際のスポーツ界にも使える言葉なので引用させていただいた。 筆者が働いている会社で昔高校生の実習生が来たことがある。そいつは日本人とアメリカ人のハーフでバスケット選手だと言っていたので、みんな190㎝…

私的スポーツビジネス論 37 ストレッチは生き様だ。

先日、新宿にある某スポーツブランド用品店に足を運んだ。そこの店員をやっている若いお姉さんが筆者の接客を担当した。 しかしこのお姉さん、普通にかわいい女の子であるが、何か既に佇まいが違う。変とかそういうのはないが何かが雰囲気が違う。 その店員…

私的籠球論 18 激しさよりも泥臭さ

先日、今シーズン(2020~21)初のSR渋谷のバスケ観戦をしに行った。昨シーズンはSR渋谷の試合を見ていて明らかにそれまでのシーズンとは違った動きを見せていた。 昨シーズンのSR渋谷は明らかに動きが激しいのが印象的。よくサッカーで攻撃的なDFというタイ…

私的スポーツビジネス論 36 人生は巡り合わせ

今回はスポーツビジネスというより、個人的なことであるが先にそのことを断っておきたい。 先日筆者は近所の陸上競技場で大学サッカーを観戦しに行った。個人的には学生時代にいい思い出はないので、学生スポーツという世界には距離を置いていたのだが、地域…

私的蹴球論 36 嫌な仕事に運がある

物事どこでどうなるかなんて誰にも分らないというが、実際のところそれは事実である。 現実の世界にはやりたくない仕事というのは世の中にごまんとあって、しかしながら誰かしらがそういう仕事をやってくれているので世の中は回っているものなのである。 筆…

私的スポーツビジネス論 35 外国人補強の明暗

筆者もこのブログでスポーツビジネスの記事を書いている身なのであるが、筆者自身今はサッカーとバスケットをフィールドにしている。 そうした中で今回のブログのテーマである外国人補強の話であるが、これはサッカーやバスケに限らず、野球やほかの格闘技で…

私的籠球論 17 バスケ文化が国に根差すということ

あれはコロナウイルスが蔓延する前のBリーグでのSR渋谷の試合でのことであった。 ハーフタイムにフリースローチャレンジという企画があり、観客から選ばれた一人にフィリピン人の中年男性がいた。 その前の日本人サラリーマンがフリースローがエアボールにな…

私的スポーツビジネス論 34 将来性は当てにならない。

今回のテーマは本来の自分のブログからは大きく逸脱するかもしれないがご容赦いただきたい。 冒頭のタイトルは先日亡くなられたプロ野球界きっての名将・野村克也宇治の言葉であるが、彼自身が長い監督生活の中で、導き出した答えの一つに「将来性という言葉…

私的蹴球論 35 サッカーボールは意外と脆い

前回のブログ記事につながることであるが、今回のコロナ騒動で感じたのは、サッカーという娯楽は意外と脆いと言うことであった。 コロナ前までは筆者は仕事と家事以外の時間は基本的にサッカーボールさえあれば、あとは何もいらないという考え方の下で行動し…

私的蹴球論 34 もう元には戻れない

先日実に7か月ぶりにサッカー場へ足を運んだ。その前に行ったのが2月だからサッカー場に行けなくなってずいぶん経つことになる。 コロナがあった後のサッカー場というのはコロナ前とは別のものだ。そうやってサッカーメディアにはたくさん聞かされていた。 …

私的蹴球論 33 私的女子蹴球論

最近なでしこ(女子サッカー)に興味がある。よく思うのだがこの世の半分が女性で、世界で最も人気がある競技がサッカーなのに、なぜ世間では女子サッカーというのはマイナーな存在になっているのかという話である。 今年はコロナウイルスの影響でそもそもサ…

私的蹴球論 32 日テレベレーザvsINAC神戸レオネッサを思う。

昨日(2020年9月12日)に東京の味の素フィールド西が丘で日テレベレーザvsINAC神戸レオネッサとの試合があった。 野球で言うところの巨人阪神戦、Jリーグで言えば鹿島vs浦和くらいの好カード。子の好カードは筆者自身は見に行けなかったものの、日テレの深夜…

私的蹴球論 31 長友佑都を考える

つい先日、錦糸町を歩いていたら、電光掲示板に「長友佑都、フランスに移籍」とあった。イタリアやトルコで活躍し、代表でも不動のサイドバックである長友佑都。新天地にフランスを選び、ベテランになりながらもさらなる飛躍を求める姿は、すでに孤高の存在…

私的蹴球論 31 長友佑都を考える

つい先日、錦糸町を歩いていたら、電光掲示板に「長友佑都、フランスに移籍」とあった。イタリアやトルコで活躍し、代表でも不動のサイドバックである長友佑都。新天地にフランスを選び、ベテランになりながらもさらなる飛躍を求める姿は、すでに孤高の存在…

私的籠球論 16 井上雄彦と森川ジョージ 「成功と失敗」

冒頭のタイトルを見てなんのこっちゃと思うかもしれないが、とりあえず最後まで読んでほしい。 筆者は今こうやってサッカーとバスケのブログを書いているのだが,もともとはボクシングにバカはまりしていて、筆者自身当時の自分のことを「ボクシング教原理主…

私的蹴球論 30 日本人は真面目過ぎる。

このブログを読んだ人は、こいつは何を藪から棒にと思うかもしれないが、とりあえずご清聴願いたい。 筆者自身は今サッカーとバスケットを中心にブログを書いているのだが、サッカーを本腰入れて観戦しようと思ったのは意外と遅く、12年位前のことであった。…

私的蹴球論 29 J1で戦えるJ2クラブ

筆者もJ2ジェフ千葉のサポーターをやりつつも、仕事や家事に追われながらこのブログを執筆しているのであるが、今年(2020年)はコロナ騒動で旅行を自粛せざるを得ないわけである。 しかし今まで色々なJ2クラブのアウエー観戦をしてきたわけであるのだ…

私的スポーツビジネス論 33 チームに必要な人材

筆者自身貴重な休日を使ってまでこうしたスポーツビジネスのブログを執筆している。そうやって考えてみるとやはりスポーツが好きなのであり、スポーツビジネスの世界に興味があるのである。 筆者が若いころはスポーツチームで働くためのルートというのは無き…

私的スポーツビジネス論 32 移動の問題

筆者のフィールド外のことであるが、最近はプロ野球の16球団制についてマスメディアのみならず様々な場で議論されて久しい。 もともとこの国の首相がプロ野球16球団は可能だと言うようになって、そこからIT長者や各種政財界など多額の金を扱うことが可能な人…

私的スポーツビジネス論 31 コロナ騒動とプロスポーツ

周知のとおり世界中の様々なところで猛威を振るっているコロナウィルス。緊急事態宣言はひと段落はしたもののとどまるところを知らない。こうした問題というのは不要不急のプロスポーツの世界にも影響を及ぼしている。今回はそのことについていろいろ書いて…

私的スポーツビジネス論 30 みんな競争社会で生きている。

私事で恐縮であるが、先日知人の障害者がいる支援センターに行く機会があった。 そこで、30代の男性障害者がいた。そこで障害者2人と私の3人で仕事について話すことになる。 その男性障害者は働くのが嫌だと言っていた。自分は競争社会に臨んで身を置きたく…

私的スポーツビジネス論 29 ドラフトの抜け道

梅雨明け間近にドラフトの話をするのもなんとも季節外れな気がするがとりあえずご清聴願いたい。 筆者のブログはサッカーとバスケのブログである。今の日本ではどちらもドラフト制度は存在せず、自由獲得制度となっている。 今の時期はバスケ界は野球でいう…

私的蹴球論 28 小野伸二の適応能力

少し前の話になるが、コロナの自粛騒動の直前に筆者は2020年2月にサッカーJ2のジェフ千葉vsFC琉球の試合を見た。 試合としては普通のJ2の試合であったが、対戦相手に一人気になる選手がいた。 小野伸二である。浦和レッズと日本代表で一時代を築いたあ…

私的蹴球論 27 スポーツは人種差別をぶち壊す役割

先日野球の本を読んでいて、ジャッキー・ロビンソンの記事があった。ジャッキー・ロビンソンがどういう人か説明すると、それまでのアメリカというのは人種差別が強く、白人はメジャー・リーグでプレーするも、黒人は二グロ・リーグという黒人だけのリーグで…

私的蹴球論 26 兼業スポーツファンのすすめ

個人的にまだ理想のサポーター像について書き足りないので記事をつぎ足ししたい。 前にも書いたことなのだが、日本の野球ファンというのは視野が狭い気がする。何度も繰り返すようだが、日本の野球というのは奥が深いし、日本人に多くの感動を与えてきた競技…

私的籠球論 15 日本人に必要なのは「老獪さ」

かなり前の話になるのだが、バスケW杯予選の日本対フィリピンの試合を観戦した時のことだ。 基本的にアジアのバスケットというのは一人だけ海外出身の帰化選手を使うことができ、日本にもフィリピンにも帰化選手の黒人選手がチームにいた。 試合はフィリピン…