サッカー&バスケビジネスのブログ

サッカー(ジェフ)やバスケット(SR渋谷)、スポーツビジネスについてのブログ

私的スポーツビジネス論 36 人生は巡り合わせ

今回はスポーツビジネスというより、個人的なことであるが先にそのことを断っておきたい。

先日筆者は近所の陸上競技場で大学サッカーを観戦しに行った。個人的には学生時代にいい思い出はないので、学生スポーツという世界には距離を置いていたのだが、地域リーグが軒並み無観客試合になっていて、サッカーに飢えている昨今ということもあって、観戦する事にした。

その試合当日の天気は貴重な秋晴れ。気温17℃、湿度40パーセント、風も穏やか、芝もコロナでほとんど試合がなかったせいかコンディション良好。環境的には非の打ちどころのない完璧な状況での試合であった。

しかし肝心の筆者の状況が変だ。というより何かが違う。来るまではテンションが高く何の問題もなかったのに、会場に入ってからいきなり体が重くなった。余っていた有休を使っていて、前日も朝寝をして疲労回復したはずなのに、なぜか突然集中力が切れる。しかしこんないい天気でサッカーを見られないのは悔いが残る。幸い熱もなく咳といった他のコロナの症状もなかったため観戦をする。

しかし会場で一方がミドルシュートを決めて先制するも正直疲れたし、今の時代何があるのかわからないので、無念ではあるが大事をとって前半で帰った。

後日SNSでもう一方のチームが逆転して劇的な幕切れであったのを知って、最後まで見たかったと後悔することしきりである。

だがもったいないと思う一方でラッキーであるとも思った。昨年は33試合のサッカー観戦をしたのであるが、スコアレスドローが3回もあった。体力もあり準備万端で家族でのジェフ戦を計画したときに限って90分観戦して、スコアレスドローというのもあった一方で、今回みたく45分しか見ていないのに、少なくとも1回は得点シーンは見られた。

サッカーの試合に限ったことではないが、人生というのは往々にし巡り合わせのような感じがする。

以前ジェフの試合を観戦していた時前半のロスタイムにトイレに行っているときに先制をして、それがその日唯一の得点シーンで試合が終わるという経験もあったし、雨中の平日ナイトゲームで前半が両チーム無得点だったのに、後半に両チームが4点ずつ取っての引き分けという試合もあった。

また、バスケでも日本代表が湘北高校の彩子さんよろしく「崖っぷち」の4連敗で予選落ち濃厚の時に豪州戦のチケットを買って、なぜ俺は消化試合のチケットを買ったのだろう、と後悔したら、世紀の大逆転劇を目の当たりにしたし、サッカーでもバスケでも何がどうなるかわからない。

ついでながら先ほどの大学サッカーでの疲労も銭湯に入って早寝したら疲れは取れた。単なる加齢による疲労に過ぎなかったことも付け加えておく。

考えてみれば仕事でも男女交際でも人生はスポーツの試合同様に巡り合わせだ。仕事も一時期無職でこのまま朽ち果てるのかと不安であったが、今は就職して何とかなっている。

今年は男女交際で焦っていた時期もあったが、これも相手はいないのだが、先のスポーツの試合同様で巡り合わせだと気づいてから焦らなくなった。

そう思うと人生は万事巡り合わせだと今回気づけたことによって、少し自分にも落ち着きができてきたのはこういう経験ができてよかったと思う。

人生万事塞翁が馬というがなんでもどこで何がどうなるのかわからない。本厄になって焦りよりも落ち着きが出てきたのは収穫だと思う今日この頃である。