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私的籠球論 20 126-75の衝撃!

 筆者が何気なくスマホをいじっていた2020年11月7日、衝撃的なスコアが目に飛び込んできた。

 千葉ジェッツ126-75レバンガ北海道(釧路開催)

 最近のBリーグで100点ゲームを見る機会というのは少しずつ増えてきたなと思っていたが、正直このスコアは衝撃であった。

 昨年、Bリーグの1試合当たりの外国出身選手のベンチ入り人数が増えたりオンザコートでも帰化選手などの出場機会が緩和されてきたこともあり、2年くらい前からBリーグ全体で得点力がアップしてきたような感じは見受けられるようにはなってきた。

 筆者がBリーグに興味を持ったリーグ創設期というのは勝っても負けても60点台という試合も結構多く、そこまでいかなくても70点台前半の試合というのも試合の主流であったように感じる。

 しかし2020-21シーズンのBリーグを見ていて思うのだが、外国出身選手の技術が高いのと、シュートの成功率が筆者が見始めたころに比べると向上しているように感じる。

 今シーズンは100点ゲームがあれだけ守備専でロースコアゲームの多かったSR渋谷の試合でもあったわけであるし(SR渋谷106-97富山、富山県体育館、11月11日)、筆者が観戦したSR渋谷の墨田区体育館での試合でも89-86、87-72とそれまでの試合に比べれば得点力が向上したように感じる。

ここ数年になってなぜこれだけ得点力が向上したかといえば、や梁来日する外国人に質が上がったからであるというのも考えられるし(コロナでアメリカも不景気になって、本来ならアメリカで契約できる選手が、契約に至らず、結果治安の良さや給与の遅配もない安定した海外リーグである日本での活動を選んだという話もある)。

筆者が見ていたJリーグでも同じことを感じるのであるが、リーグ創設時というのは、ボールもタッチラインを割ってしまうし、サイドチェンジもできないチームもあったが、今は余裕でできようになり、本格的なプロリーグができようになって、若年層が本腰を入れてプロを目指せるようになって、技術が格段に上がるという話があった。

サッカーでそういうことがあったのと同様にバスケでも本格的なプロリーグが創設されたことによって、外国出身選手や日本人選手の能力的な淘汰が進み、選りすぐりの選手だけが残るようになり、結果的に得点力の向上につながり水準が上がったのかもしれない。

もちろん得点を競う競技というのは、特にプロになるとおおよそ失点をしないチームは負けることはないものなので、これからはロースコアゲームでも内容が締まった好ゲームというのも出てくるであろう。

しかし今の段階であると、選手の技術の向上というのが主として攻撃面に出ているように見受けられる。

今回はBリーグの選手の能力向上が攻撃面に出ているという話をしたが、これからもバスケの話題が出たら、こうした内容の話はしてくつもりである。