サッカー&バスケビジネスのブログ

サッカー(ジェフ)やバスケット(SR渋谷)、スポーツビジネスについてのブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

私的スポーツビジネス論 8 選手の移動

自分は今、サッカーとバスケットを中心にスポーツビジネスのブログを書いているわけであるが、本来の趣旨とは異なるスポーツであるがプロ野球を例に挙げて、選手の移動を中心としたスポーツビジネスを考えてみたい。 以前某スポーツライターやネット長者がプ…

私的蹴球論 10 ブルデューの文化資本とサッカー

今回のブログを読んだ人には何のことだかさっぱりわからないと思われそうだが、ちゃんと意味があるのでご清聴願いたい。 ブルデューというのは、本名ピエール・ブルデュー(1930~2002)。フランスの社会学者である。 ブルデューは自身の著書「ディ…

私的籠球論 2 バスケとボクシングとテレビの関係

このブログもサッカーとバスケのブログとして開始したはずだが、今バスケがシーズンオフということもあり、いままでバスケネタは開店休業状態であった(反省)。そうした部分から今回はバスケネタを一つ書いてみようかと思う。 冒頭のタイトルにあるが筆者は…

私的スポーツビジネス論 7 大船渡・佐々木朗希問題を想う・・・

このブログは基本的にサッカーとバスケのブログを書くことに努めているが、第三の分野としてスポーツビジネスの領域についても書くようにしている。 大船渡高校の佐々木朗希(ささき・ろうき)投手が高校野球の夏の岩手県大会で最後の夏に連投の疲労から決勝…

私的蹴球論 9 サポーターとアイドルの文化論

先日、と言ってもだいぶ前だが2019年1月のアジアカップの時、あるサッカーライターのツイートでなるほどな、と思わされるつぶやきがあった。 「1998年のW杯フランス大会での韓国代表のサポーター集団が印象的であった」 「銅鑼(どら)た太鼓をどん…

私的蹴球論 8 夏の天皇杯・ジャイアントキリングを想う・・・

少し前の話になるのだが、今月(2019年7月)上旬に日本各地でサッカー天皇杯の予選が繰り広げられ、勝って当然のJ1クラブとジャイアントキリング(大物食い)を虎視眈々と狙う下部カテゴリーや大学生のチームとの仁義なき戦いがピッチ上で勃発した。 …

私的スポーツビジネス論 6 村田諒太を想う・・・

先日の金曜日(2019年7月12日)大阪で行われた、ボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチがあった。結果はご存知の通り村田が圧勝のKO勝ちでリベンジを果たすとともに世界のベルトの奪還にも成功した。 このブログは基本的にサッカーとバスケのブ…

私的蹴球論 7 サッカーはスポーツビジネスに向かない⁉

今回のタイトルはのっけからセンセーショナルなお題であるが、先へ進めていこう。 筆者のブログはサッカーとバスケを中心としたスポーツビジネスのブログである。このブログを書いているのは主としてサッカーシーズンであるので、今はサッカーのブログが中心…

私的蹴球論 6 神戸・ジェフ・23FC 「サッカーにおけるアノミー」

今回のテーマである「アノミー」とはいったい何のことであるか?という話である。アノミーとは社会学用語で「人間の欲望というのが普段は規範や道徳で押さえつけられているものであるが、経済の急成長や逆に大不況で欲望のコントロールが効かなくなり、人の…

私的スポーツビジネス論 5 学校の主人公は学生。競技の主人公は選手。

筆者も他のブログサービスの頃からスポーツビジネスのブログを書いていて、随分と月日が経つ。当たり前の話になるが、スポーツという世界において、その主人公は選手である。そんなことは当然である。 しかしながら今の世の中スポーツという健全な形ではっき…

私的スポーツビジネス論 4 東京五輪の後は・・・

いまこのブログを書いている2019年6月15日現在、東京五輪に対する熱狂というのが日に日に増していく感がある。 自分の勤めている会社にもパラリンピックの陸上選手がいるし、親会社もオリンピックやパラリンピックと接点があるので、こうした熱というものに…

私的スポーツビジネス論 3 スポーツビジネスの光と影

先日朝のラジオを聴いていたら、特集がスポーツビジネスについてであった。筆者もスポーツビジネスについては一家言ある。もともとそれを仕事にしたかった時期もあるくらいだった。 ただ自分も齢40になり、正直そんな夢みたいなことばかりも言っていられな…

私的スポーツビジネス論 2 「その先の領域」

筆者も昔の別の無料ブログからスポーツビジネス論のことはいろいろ考えてきた。そうした中でのスポーツの現金化に関する問題。ひいてはそのクラブがどういうサッカーをすればクラブとして生き残っていけるのか?ということは常々考えてきたわけである。 そう…

私的蹴球論 5 私的サイドハーフ論

昨日(2019年5月25日)東京都の味の素スタジアムで、J2の東京ヴェルディVSジェフ千葉の試合を観戦した。ジェフサポの自分としては追いつかれての1-1で正直言って、今のジェフの実力相応の試合のように感じた。 しかし少なくとも前半に限って言えばジェフ…

私的蹴球論 4 久保建英という宝物の扱い方

先日(2019年5月23日)のニュースで、日本サッカー界の至宝である久保建英が若干17歳ながら、飛び級でのA代表に召集された。 久保の才能に関して言えば今更このブログで言わなくても人口に膾炙されている。 そんな日本の期待を一身に受けて闘う若武…

私的スポーツビジネス論 1 「私的審判論」

一昨日の金曜日(2019年5月17日)にJ1の試合でゴールが入ったのにノーゴールとなる、いわゆる「誤審」があった。 このニュースに関してはすでにSNS上で拡散されて、当事者の審判には色々議論(つるし上げ?)に遭っているのでここでは具体的な言及を…

私的籠球論1 Bリーグファイナル2019

昨日(2018年5月11日)横浜アリーナでBリーグファイナルのアルバルク東京VS千葉ジェッツの試合を見た。結果は周知のとおり7で1-67で東京が千葉を下し2連覇の偉業を達成した。 個人的にこの試合をテレビ観戦していて感じたことが二つある。 一つ…

私的蹴球論3 蹴球において必要な能力  

昨今はサッカー漫画でもポジション別に漫画の構成が作られるようになり、細分化が加速するようになってきた。 そうした中での現代蹴球論。基本筆者は戦術というジャンルには疎い。昔、ドイツの下部リーグでプレーしていたドイツ人に「君は真面目過ぎる。いっ…

私的蹴球論 2 令和に向けての蹴球論 「蹴球生観戦のススメ」

平成最後の日にこのブログを開設して、いきなり新年号に変わった訳だが、今回は個人的なこれからのサッカー界に向けてのことについて考えていきたい。 昨年(2018年)はロシアW杯があり、今年は中東でアジアカップがあった訳だが、これらの大会について…

私的蹴球論1 サポーターとは

こうした平成最後の日にブログをつらつらと書き始めた訳であるが、近年のサッカーについて思うところがあるので、いろいろと徒然なるままに書き記していきたい。 今回考えてみたのはズバリ「サポーター」である。サポーターとはかくあるべきかということを思…

はじめまして

はじめまして。蹴球&籠球のブログを始めることにしました。 蹴球では主にJ2ジェフ千葉や関東リーグ(5部)以下の地域リーグなどを。籠球ではBリーグのサンロッカーズ渋谷について書いていこうと思っています。 蹴球については戦術論やクラブ経営論・スポー…