サッカー&バスケビジネスのブログ

サッカー(ジェフ)やバスケット(SR渋谷)、スポーツビジネスについてのブログ

蹴球論

私的蹴球論 24 熱狂的ファンの落とし穴

筆者の勤めている会社の先輩に熱狂的な西武ファンの人がいる。彼は年下だが面倒見もよく性格も温厚、人の悪口も基本的に言わない。筆者と彼はいわゆる馬の合う関係だ。 ただ今の勤め先にはプロ野球ファンは多いのだが別の部署の人がほとんどなので、よく筆者…

私的蹴球論 22 欧州の歴史は分裂と統合の繰り返し

今の時期、周知の通り世界中がコロナウィルスの問題で蔓延している。そのためバスケもサッカーも試合がなく、スポーツビジネス論を考えるにしても運営自体が開店休業状態のため情報や知識がアップデートできていない。 そうしたスポーツ界が前を向いて進めな…

私的蹴球論 21 週末にフットボールがある幸せ

今回のブログはいつもの大仰な問題提起ではなく、単なる独り言である。それを踏まえて読んでもらいたい。 筆者自身J2のジェフ千葉のサポーターであるが、2017年頃から下部リーグやなでしこなど様々なカテゴリーのサッカーと出会うことになって、ほぼ毎週…

私的蹴球論 20 ジェフと23FC 「自由を持て余すクラブ」

前にも書いたことであるが、また書きたいので書く。筆者が応援するJ2ジェフ千葉と関東1部リーグ(J5)の東京23FC は何か似たような雰囲気や同じ匂いがするのである。 この二つのクラブに共通することと言えば、しっかりしたスポンサーがバックアップして…

私的蹴球論 20 ジェフと23FC 「自由を持て余すクラブ」

前にも書いたことであるが、また書きたいので書く。筆者が応援するJ2ジェフ千葉と関東1部リーグ(J5)の東京23FC は何か似たような雰囲気や同じ匂いがするのである。 この二つのクラブに共通することと言えば、しっかりしたスポンサーがバックアップして…

私的蹴球論 19 形だけのバルセロナ化は禁止!

冒頭のタイトルは何だ?という話である。そもそも形だけのバルセロナ化に失敗してJ2でズンドコしているのはおまえらジェフ千葉だろ、自分の都合の悪い話は耳を塞いでおくとする。そうしたわけで本題に入りたい。 冒頭にある形だけのバルセロナ化というのは大…

私的蹴球論 17 ゴール裏の型破りな応援

前回のブログが浦和ネタだったので、今回もまた浦和ネタで行きたい。 先日西が丘サッカー場でJFLの試合を見に行っていたとき隣のサッカーコーチのお父さんグループが話していたことがあった。 「浦和のサポーターというのはよく言えば硬派でバンカラ、わるく…

私的蹴球論 15 サッカーは工夫次第でどうにでも楽しめる

このブログを読んでくれている読者ならよくわかると思うだろうが、筆者はサッカーをよく見ている。 根っからのインディーズ気質というのも相まってか、それまではここ数年の日本代表というものにはそれほど興味はなかった時期もあったのだ。 しかし、やはり…

私的蹴球論 14 千葉のサッカークラブの災害対策

先日の日曜日(2019年9月9日)に台風15号が首都圏を直撃し、特に千葉県に猛威を振るった。停電は長期化しいまでも被災している千葉県民は数多くいる。 そうした中で千葉県に実家と墓があり、年老いた両親が住んでいる場所での災害というのは気が気で…

私的蹴球論 13 頑張らないけど諦めない

今回は期せずして、自分のサポーター論になっているが、今回も個人的なサポーター論についていろいろ書き連ねていきたい。 冒頭のタイトルは長野の病院のリハビリ担当医師のモットーである。病気や怪我のリハビリというのは非常に気が遠くなるほどの地味にキ…

私的蹴球論 12 続 私は頑張らないサポーター

今回のブログは基本的に前回の追記である。とりあえずご清聴願いたい。 前回は筆者自身のボクシング時代の失敗をどうサッカーの応援に繋げるか?という話をしたが、今回はサッカー界に入ってからの試行錯誤について述べていきたい。 筆者は色々あって仕事が…

私的蹴球論 11 私は頑張らないサポーター

のっけから無気力な奴だなと思われるタイトルであるが、ちゃんと意味があるのでとりあえずご清聴願いたい。 いきなり「頑張らない」とあるが、筆者はできるだけサッカーで20年来サポーターをしているジェフ千葉のサポーターを頑張らないようにしようと、サッ…

私的蹴球論 10 ブルデューの文化資本とサッカー

今回のブログを読んだ人には何のことだかさっぱりわからないと思われそうだが、ちゃんと意味があるのでご清聴願いたい。 ブルデューというのは、本名ピエール・ブルデュー(1930~2002)。フランスの社会学者である。 ブルデューは自身の著書「ディ…

私的蹴球論 8 夏の天皇杯・ジャイアントキリングを想う・・・

少し前の話になるのだが、今月(2019年7月)上旬に日本各地でサッカー天皇杯の予選が繰り広げられ、勝って当然のJ1クラブとジャイアントキリング(大物食い)を虎視眈々と狙う下部カテゴリーや大学生のチームとの仁義なき戦いがピッチ上で勃発した。 …

私的蹴球論 7 サッカーはスポーツビジネスに向かない⁉

今回のタイトルはのっけからセンセーショナルなお題であるが、先へ進めていこう。 筆者のブログはサッカーとバスケを中心としたスポーツビジネスのブログである。このブログを書いているのは主としてサッカーシーズンであるので、今はサッカーのブログが中心…

私的蹴球論 4 久保建英という宝物の扱い方

先日(2019年5月23日)のニュースで、日本サッカー界の至宝である久保建英が若干17歳ながら、飛び級でのA代表に召集された。 久保の才能に関して言えば今更このブログで言わなくても人口に膾炙されている。 そんな日本の期待を一身に受けて闘う若武…