サッカー&バスケビジネスのブログ

サッカー(ジェフ)やバスケット(SR渋谷)、スポーツビジネスについてのブログ

私的籠球論 8 高いチケットはいいチケットか?

私事で恐縮であるが昨日(2019年12月7日)に日帰りで新潟県長岡市新潟アルビレックスBBの試合を観戦しにいった.試合の観戦記等については大手のウェブサイトを見ればいいのでここでは省略する。

今回筆者が言いたいのはバスケット観戦における「高額なチケットが本当に観戦しやすい席なのか」という話である。

今回のテーマは何もバスケに限った話でもないのだが、筆者自身サッカーとバスケ中心にスポーツビジネスを考えているアマチュアブロガーという身分なのでどうしてもこのチケット代に対する費用対効果というのが永遠のテーマになってしまう。

今回筆者は1階自由席でBリーグ観戦をしたのだが、チケット代2500円の割には必ずしも見やすい席とは言えなかった感じがするのが本音だ。

何度も言うが筆者自身スポーツビジネスを本気で考えている身分である。サッカーやバスケのみならず他のスポーツの観戦もいろいろやってきた。

個人的に日本国内でスポーツ観戦するにおいて理想的な会場の一つに挙げられるのが大相撲の両国国技館である。

JRの両国駅から徒歩3分という立地の良さもさることながら、ここがいい会場だといえることの一つに言えるのが客席が土俵を中心にすり鉢状になって設計されているというところだ。

こういう設計をしていると観客は見下ろすように取組をみられるので、目標物(取組)に対して視界を自然な形で取り込むことが可能なので、観戦しやすい。それが両国国技館のスポーツ観戦に適した会場という理由である。

話をバスケに戻そう。筆者が全くの予備知識0の状態化からバスケ観戦するようになって4年半。いろいろな会場でバスケの試合を見てきた。

一番多いのがサンロッカーズ渋谷(SR渋谷)での観戦だが、正直SR渋谷の場合、表参道の青学記念館でも錦糸町墨田区体育館でも高い席がしてきた。観戦しやすいとは言い難い。

下のコートに近い席というのは間近に見えて迫力はあるかもしれないが、結局のところ体育館なので硬い木のベンチで座席の幅も狭く、ストレスフリーな環境とは言えない。

なので筆者自身はSR渋谷の試合の時はいつも一番安い席で観戦している。ここが一番見やすいからだ。

筆者自身アメリカにはほとんど行ったことがないのでNBAの入っているアリーナの形状がどんなものなのかというのは正直に言ってわからない。

しかし日本のバスケ会場で観戦していると必ずしも高い席が見やすくてストレスフリーではないということはいろいろ経験してきた。

1階の席になるとコートが平面で見づらいうえにゴールがかかっている柱が死角になることも多いからだ。

こうしたうえでの今回のスポーツビジネス論。いささか愚痴っぽくなってしまったが、チケット代を奮発すれば見やすい席が確保されるのか?というというに対してNOということだけは言っておきたい。

バスケに限った話ではないが、いろいろな会場で観戦し続けると試合とはまた違った風景も見えてくるのである。