サッカー&バスケビジネスのブログ

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私的蹴球論 18 私的J1・J2・J3サポーター論

このブログでも再三取り上げている筆者とJ2ジェフ千葉とのサポーター論について今回も取り上げていきたい。

このブログで以前にも述べたことであるが、筆者はサッカー観戦の前にボクシングクレージーであったことがあった。

大学に入っても酒は体に悪いから一滴も飲まないように心掛け、サークルをやっている無駄な時間はないと考え4年間無所属。アルバイトした金はボクシングジムへの月謝と用具代以外は使うこともなく、毎月15日のボクシング専門誌の発売日には2種類両方買って数日間はそればかり穴が開くほど熟読していた(当時はインターネットもなく毎月15日にならないとボクシングの情報というのは全く入ってこなかったのだ)。

そうしてよく言えば青春のすべてをつぎ込んで情熱を燃やしたボクシング、悪く言えば目を背けたいクソみたいな現実に対する精神的なシェルターのような逃げ場の役割を果たしていたボクシング。

その両方の役割をこなしていたボクシングというモノを自分の金・時間・労力をかけてやったのだが全く強くはなれなかった。

その前に高校野球にはまっていた時も当時貴重だった県予選の一回戦から試合を記載している報知高校野球を少ない小遣いを出して定期購入し徹底的に高校野球にハマった。

しかし高校野球もボクシング同様に興味がなくなった時は本当にどうでもよくなったのである。

そうした過去がある中で筆者は今J2ジェフ千葉のサポーターをやっているわけであるのだが、正直もう高校野球やボクシングと同じ失敗というのはくりかえしたくはないのである。

自分の経験上ハマりすぎてしまうとどうでもいい時は本当にどうでもよくなる。こうした経験というのはこれまでのことでもうたくさんである。

今筆者自身ジェフの試合を見て思うのはジェフの試合を見られるのは大きく分けて2回ある。シーズンインからの春先と暑さが落ち着きだした秋頃だけである。梅雨入りの頃から夏に日差しが強くなっていく6月から8月というのは基本的にジェフの試合はホーム千葉市フクアリであってもお休みにしている。

もしジェフの試合を夏場まで無理して見に行っていたら前述のボクシングや高校野球と同じで途中で集中力の糸がプツッと切れてジェフ自体がどうでもよくなってしまう。それだけは絶対に嫌だ。

こうした過去の失敗を顧みて、ここ数年のジェフ戦というのは大体ホーム5回アウェイ2回というのが年間観戦の相場である。もっともアマチュアの近所の試合は観戦できるのでそれを含めれば毎週見られるのだが、それでもここ数年は月一回は週末に何もしない「お家まったり週末」というのを必ず設けるようにしている。

そのうえで冒頭のタイトルにつながるのだが、もしジェフがJ1に昇格しても前述の観戦数から劇的に減少することもないであろうし、もしジェフがJ3に降格しても見る頻度は多少減ってもそこまで激減はさせないつもりだ。

今回は個人的なJリーグ観戦論について述べた訳であるが、筆者の場合結婚して子供ができたら話は別だが(予定は全くない)、基本的に今の状況でジェフが昇格しても降格しても生観戦の回数というの極端には変化させないつもりである。

またそうしたどんな弱小クラブでも10年生観戦を続けることによって、見えてくる風景というのもまた違ってくる。筆者はジェフ千葉というクラブを通じてそうした風景というモノを見ていきたいと思っている。