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私的蹴球論 42 酷暑という気候変動と秋春制

このブログを書いているときは、2021年3月6日なわけであるが、ここ数年の日本の気候変動というのは、すこし(かなり?)異常な気がする。

3月だというのに半袖で生活するのが当たり前だし、うっすら感じていることでもあるのだが、今の日本というのは温暖化というのが激しい気がする。

筆者自身ここ数年のスポーツのカレンダーといえば、2月3月のうちにジェフの試合をできるだけ観戦して、4月5月に地域リーグを観戦する。6月上旬くらいでサッカー観戦を基本的に一時中断して、自宅でクーラー三昧の生活をする。

9月の残暑に体調を崩すの見越して会社の休みを入れて、10月くらいからBリーグ観戦と並行して、ジェフ観戦を再開。11月くらいにジェフを観戦し終えて、12月から良く年2月くらいまでBリーグ観戦というのが、基本的な流れになっている。

正直10年前くらいまでにはサッカー秋春制というのが、学生カレンダーとの矛盾を孕んだサッカーマニアの妄想だとたかをくくっていたが、ここ数年の酷暑を考えると、学生カレンダーとの矛盾を議論したうえでも、サッカーは秋春制のほうがいいのではないかと感じてしまうくらい、ここ数年の酷暑は生命の危険を感じてしまう。今の日本の夏にサッカーなんてしないほうがいいと痛切に感じてしまう今日この頃である。

そうした中で2021年9月から女子のプロサッカーリーグのWEリーグが開幕するわけであるが、こちらを秋春制にしたというのもJFAが日本のサッカーカレンダーを秋春制にしたいと考えたうえでの、いわば実験なのかなと感じてしまう。

正直組織内部の問題は多いJFAであるが、今回のWEリーグの秋春制というのは、やってみてもいいのではないかという淡い期待感を筆者自身は持ってしまう部分もある。

もちろんヨーロッパのサッカーというのがなんでも正しいわけではないであろうし、日本のサッカー界の場合、高校サッカー冬の選手権というキラーコンテンツの存在もある。学生サッカーと秋春制の矛盾というというのをどう議論して、どう克服していくかというのは、JFAだけでなく、日本のサッカー関係者全体で活発な議論が必要な世界であるような気がする。

妄想とののしられてもいいのであるが、日本の場合、秋にサッカーのシーズンを始めて、ヨーロッパのように厳冬期にウインターブレイクをいれて3月くらいからシーズンを再開して6月くらいにシーズン終了というのもいいかもしれない。これもWEリーグというサッカー界における社会実験がどう作用するかにかかっている。

今回は酷暑と秋春制について考えてみたわけであるが、正直サッカーの試合中に不慮の事故なんてまっぴらごめんであるから、日本のサッカー界全体で仕合にたいする暑熱対策は必要な気がする。このブログの読者の皆さんはいかがお考えでしょうか?